怒りという感情をみんな嫌う。
わたしだって毛嫌いしていた。
怒らないようにと
作り笑顔ばかりして
物分かりのいい人のフリをして
長い間生きてきた。
でも、あるとき
ヘドロのように
ドロドロの塊になっていた
怒りは、耐え切れなくなって
マグマのように心の外にあふれ出た。
その結果は、
周りの人を巻き込んで
迷惑をかけることになった。
それからわたしは
大切な友だちのように
怒りと仲良くするようになった。
怒りはいろいろなことを教えてくれる。
わたしが、キライなもの。
わたしが、愛しているもの。
わたしの価値観。
わたしのものの見方。
わたしの喜び。
わたしの悲しみ。
そして、わたしの魂。
わたしのこころから
大切にしたいことも
怒りが教えてくれた。
怒りって、本当にいいヤツなんだから。
あなたも、自分の怒りと
友だちになるといいよ。
怒りは、毎日いっしょにいたい
タイプじゃないけど
凹んだり、落ち込んだときに
するどいアドバイスをくれる
頼れる友だよ。
（実は、悲しみっていう大親友もいる）
