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成功者の反対語って?

今、体調が悪くなってきていて

それにつられて、

精神的に、怒りモードに入っています。

 

さて

 

わたしが、

一度“金の亡者”を目指し

そして、挫折した話……

 

前に少し書きましたが、

また、書きたくなりました。

 

そのとき、億を稼ぎ出している

経営者のお手伝いをしていたのですが、

その人は「成功者」という言葉が好きでした。

 

そして、すぐにジャッジをするんですね。

 

この人は成功しない。

この人は成功する。

 

“自分は成功者だ”という

自負もあったのだと思います。

 

わたし、ですか?

 

そりゃあもう、

オマエは成功しない!と

言われましたよ(笑)

 

ははは。

 

たしかに、

ひとりビジネスの形態で

億を稼ぐっていうのは

並大抵ではありません。

 

頭の非常にいい方でしたよ。

お金を稼ぐという能力については

ズバ抜けた才能をお持ちでした。

 

その部分については

素晴らしい!と

心の底から思いました。

 

しかし。

 

わたしは、どうにも、その

 

「成功者」という言葉そのもの

 

に違和感があったのです。

 

 *

 

生まれてから死ぬまで、

ずーっと成功者

 

ってヘンじゃないですか?

 

超ポジティブシンキングの人なら

そう思ってもおかしくないと思いますが、

 

人間、成功したり、失敗したりの

浮き沈みがあるものですよね。

 

また、シンデレラのお話みたいに

 

努力の末に成功者になって

死ぬまで幸せに暮らしました

=おしまい=

 

みたいなのもヘンですよね?

 

「成功」っていう

状態があるだけでしょう?

 

絶対に潰れないだろうと思われていた

一流企業、上場企業、

成功した企業と言われていた

企業が倒産したりするのは、

ふつうにあることですよね。

 

「時代の寵児」とか

「成功者」と、

一時期マスコミなどで、

もてはやされた人が

一気に転落人生に……

なんて、話もたくさんあります。

 

マネーの虎に出てた6人の社長が

その後に転落した理由を推察してみた

 

こんなことを書いているのは、

実のところ、

わたし自身が

「成功者になろう」とか

思っていたことが

過去にあるからなんですね。

 

当時は、なんというか、

響きとして、

「成功者」って心地よくて

「成功者」って、

言われたかったんですね。

 

幼稚で恥ずかしいんですが。

 

 それで、

ものすごーーく浅い考えで

 

成功者になるには、

金の亡者になるしかない!

 

みたいな感じで

一瞬、お金を稼ぐことに

コミットしてみたのですが……

 

自分の生きたい生き方ではない

と、身体的な感覚でわかりました。

 

瞬間風速的に

一瞬で大金を稼ぐ方法は

世の中に存在しています。

 

 犯罪ではなく、

ちゃんとした

ビジネスモデルとして

あります。

 

しかし、それで成功して

「成功者」と呼ばれる

身分になったとしても

あまり、うれしくないなあ〜と

思ってしまいました。

 

 *

 

最後に……

 

成功者の反対語って

やっぱり「失敗者」なんですかね?

 

うーん?

 

おかしな言葉だな。

 

「敗者」が妥当?

 

最近わたしは、

著名な経営者の本を読んだり

テレビなどで見かけても

“この人は成功者だ”

という見方をしなくなりました。

 

成功したいとか思うことも

ほとんどなくなりました。

 

かといって、

自分は失敗する人間

とも、思っていません。

今、失敗している

とも、思いませんし

一生、失敗続きだ

とも、思いません。

 

失敗とか成功とかで

人生をジャッジしなくなりました。

 

成功哲学っていうものにも

興味をなくしました。

 

 成功したい、より

おもしろいことしたい、

に変わりました。

 

成功するかしないか、より

やりたいかやりたくないか、

で、選ぶようになりました。

 

そんな、今のほうが

なんだか、

成功者の気分だったりして(笑)

(矛盾していますね)

 

 

 

 

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