こんにちは。美枝です。
いきなりですが、
新入社員のみなさま、
お疲れさまです（笑）
たぶん、今週から新入社員生活
スタートしている人が
大半だと思うのですが
毎日覚えることが多くて
１日があっという間な感じ？
ですかね。
もしくは、研修中か？
ここで恥ずかしい過去を暴露。
わたしは一番最初に
正社員で入った会社を
半年で辞めました！
もうね、社会人として
終わっているというか
クズというか、ゴミというか
もう、本当にダメ人間でした。
もともと、会社勤めって
アタマになくて……
いわゆる作家志望だったんです。
作家と言ったって
絵やデザインは中途半端に習っただけ
文章で身を立てるほどの自信もない…
それで、イヤイヤながら就職活動したら
なんとなく受かってしまったと。
しかし、もう会社勤めが性に合わなくて……
前置きはこのくらいにしておきましょう（笑）
もし、新入社員に
「もう、会社辞めたいッスよ…（泣）」
と相談されたら、
オススメする本があります。
本っていうか、マンガです。
藤子不二雄A先生作の
傑作マンガですね！
『まんが道』
このマンガは電車とかで読めません。
涙腺が崩壊するからです。
若い人たちにはちょっと
時代背景がわかりづらいかもしれませんが、
第二次世界大戦後からお話は始まります。
A先生とF先生の出会いから
漫画家デビューまでの道のり…
いきなり仕事を干されたり、
神様・手塚治虫先生との出会い、
トキワ荘での合宿生活……
あとは、読んでもらうとして…
なぜ、会社辞めたくなった人に
おすすめなのか？
それは、情熱を感じる……
そんなレベルじゃないな…
読むだけで身体の芯から
燃えてくるような、
そんな得体のしれない
「熱」が入っている
マンガなのです。
仕事ツライとか、
会社辞めたいとか、
そんな気持ちで
ウダウダ悩んでいるなんて
なんて自分は小さいんだ…
と思うヒマもないくらい
読んでいると無意識に
うぉおおおオ〜！
と叫びだしたくなるような
いきなり走り出したくなるような（笑）
お腹にチカラがはいってくる。
松岡修造の叱咤激励は
わかりやすいですが、
『まんが道』から感じるものは
そういうわかりやすく
叱咤激励される感じではなくて
ジワジワジワっとくるものです。
夢に向かってひたすら
歩き続ける（描き続ける）
二人三脚の漫画家の姿は
淡々としているぶん、
胸が熱くなってくるのです。
わたし自身
ツライことがあったり
やる気がなくなると
読み返しています。
作品で言えば
F先生のほうが好きですが
「まんが道」は別格で
わたしにとって宝物のマンガです。
A先生の観察眼の鋭さ、
感性の繊細さと
表現の緻密さが
本当によくわかるんです。
だから、
- 『笑ゥせぇるすまん』みたいな
- ブラックなマンガも描けるんだなあ〜
このA先生のインタビューがまたいいのよ〜
今の時代、若い人が未来に夢を持つのは難しいですよね。でも将来に夢を持って生きるってことが、どんな時代でも大事なんです。僕らは前に手塚治虫っていうすごい人がいたから、少しでも先生に近付こうと夢を持ってやってこられたんだと思う。
A先生のお言葉が染みてくる。
今は、スマホでも読めますが
くれぐれも電車の中で読んで
泣かないようにご注意ください。
