あきらめたままでも急に走り出していいのさ。

あなたの背中は押さないけど、もしかすると効いちゃうブログ

敏感すぎる自分を責めた時代があった。

こんにちは。美枝です。

 

前回、「気」について書きました。 

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私が「気」の世界に興味を持ち

さらには、気功教室で修行をしたり

合気道のお稽古を始める

きっかけとなったのは

自分の「ある特性」に気づいたからです。

 

世の中に「敏感過ぎる人」が

いるのをあなたはご存知ですか?

 

「敏感過ぎる人」とは

 Highly Sensitive PersonHSP

これを直訳したもの。

 

*これ以降は、略称のHSPを使います。

 

私がこのHSPを知り、そして

どうも自分がHSPらしい、と

気づいたのはもう20年近く前になります。

 

本屋さんでこの本を目にしたとき

電気が走ったようになって

すぐに買って読みました。

 

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

 *私が購入したこのクマちゃんの表紙の書籍は

すでに絶版となっており、今は文庫化されて出ています。

 (こう言っちゃなんだけど、表紙デザインが残念です)

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

 

 最近になって、だいぶ認知度が

上がってきてはいますが

まだまだマイナーです。

  

******

 

 書籍を購入したきっかけ……

 

とにかく「ヒト疲れ」が

すごかったのです。

 

ヒト疲れってなに?って

思われるかもしれませんが

人と接することで、

異常に疲れることです。

 

当時、広告制作の仕事を

バリバリこなしていた頃で

取材や打ち合わせが多く

かなりストレスフルな

生活をしていました。

 

もともと小さいころから

集団行動が苦手で

親との関係も悪く

(いわゆる毒親)

人間関係が希薄に

なりがちなタイプでした。

 

平日はフル回転で仕事をし

残業は月80〜100時間

くらいは平気でやってました。

 

そして、土日はひたすら寝るだけ。

 

当時は、自分が感じやすい

繊細なタイプなどとは

思っていませんでした。

 

そんな弱い自分を

受け入れてしまったら

次の日から仕事ができなくなる、と

本気で思い込んでいたのです。

 

それでも、心のどこかに

 

「本当の自分ではない

ニセの自分で生きている」

 

という微かな自覚があったから

この本を本屋さんで

手に取ったのだと思います。

 

はっきり言って、本を読んでも

受け入れるのに時間がかかりました。

 

幼少期、私の敏感さは母親から

たしなめられてきたからです。

 

小さいころは、

ショッキングなニュースを

見たり聞いたりしただけで

具合が悪くなったり

倒れたりしていたのです。

 

そんな私に対して

「もっと図太くなれ!」

と母親は叱りました。

 

私の中で

「敏感さ」は《悪》

になっていたのです。

 

その《悪》でしかなかった

自分の敏感さを、なんとか

受け入れられるようになったのは

アダルトチルドレン関連の本を

読んでセルフケアをしたのも

大きいですが、

 

ニューエイジ思想

ニューエイジ - Wikipedia

*現在のスピリチュアルムーブメントの前身

 

に出会って、

 

目に見えない世界を

肯定してもいいんだ!

 

と思えたことが

とても大きいです。

 

 

そして、さらにもっと

腑に落ちる本と出会いました。

 

 

 

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