10年以上前になりますが、
わたしは人間関係のトラブルによって
パニック障害に陥りました。
すごく有名ではないけれど
書籍を何冊か書かれていた
とある心理療法家のセラピーに
2年ほど通ったものの、
良くなる兆しは見えず。
良くなったフリをして
そのセラピーをすっぱり止めて、
なんとか自力で治したい気持ちで
必死でみつけたのが、
EFT(Emotional Freedom Technique)
…感情解法テクニック
という心理療法でした。
最近では、「タッピング療法」などとも呼ばれているようです。
カンタンに言えば、決められた順番で
身体にあるツボを“トントン”と
軽く叩くことで、PTSDや恐怖症など、
やっかいな心理的トラウマを取り去る療法です。
わたしが初めて知った頃は関連書籍が
2冊程度しか出版されておらず
ネットの情報もほとんどなかった時代です。
それでも、直感的に
やってみようと思えたので
1冊買って書かれている通りに
トントン、トントン、
ひたすらやり続けたところ、
パニック障害はすっかり消えました。
その後もときどき、
心理的に落ち込んだときには
トントンとやっては、
効果を感じていました。
そして、かれこれ5年ほど前、
またしても勤め先の人間関係で
精神的に心理的に大きな傷を
負うことがありました。
最初は昔買った本を使ってやっていたのですが、
改めてネットで検索すると
驚くほど書籍が出版されていて、
ネット上にもたくさんの情報があり
Youtubeに動画でわかりやすいやりかたまで
アップされているではないですか!
そこで、もう一冊本を買いまして、
動画なども見つつ、
徹底的にタッピングをやりました。
2、3週間続けたと思いますが、
さまざまな苦しい記憶に
悩まされることがなくなりました。
そして、今年に入り
心理的にショックを感じるような
トラブルがなくても
タッピングをする習慣にしたところ
非常にいい感じなのです。
オススメしたい人は、
カウンセリングやセラピーなどに通いたくない、
自分の心理的な傷を人に話すのは嫌だという人。
タッピング専門のセラピストもいますが、
自分ひとりになれる場所や時間が確保できれば
誰にも知られずに、心理的なトラウマを消すことができます。
わたしは、会社のトイレの個室にこもって
タッピングをしていたこともあります。
あがり症、緊張状態などにも
有効で即効性があるので
就活など面接の場面の前に、
トイレでトントンやっておくという
使い方もできます。
本を読んでもやり方がよくわからないという人は
Youtube観ながら練習すればOK。
気をつけなくてはいけないのは、
タッピングをした後に、
異常なくらいあくびが出たり
強い眠気が襲ってきたり、と
好転反応が出る場合があること。
わたしも、眠気はよく感じました。
なぜ、こんな記事書こうと思ったのかというと
春先って、身体的にも精神的にも
不安定になりやすい時期ですし
季節柄、お別れのイベントも多い時期です。
なので、タッピングを知らない人は
もったいないなあと思ったのです。
カンタン過ぎるので、
効果を疑う人もいると思いますが、
タッピングのすごいところは、
疑っていても効果がでるところ。
だまされたと思ってやってみて!
とよくいいますが、
そういう感じでオススメしておきます。
最後に……
効果の出にくい人もいるらしいので
そこは、あしからず……です。
一番最初に買った本はこれです。
本の構成がわかりづらいのですが、
本のタイトルの“マニュアル”に偽りはなく
EFTのやり方については
非常にていねいに説明が書かれています。
次に買ったのはこの本です。
大型の書店で、EFT関連の本を
かたっぱしから立ち読みしてみて
この本がいちばんわかりやすいと思い購入しました。
子供さん用のEFTのやり方も載っています。
- 作者: ロベルタテムズ,浅田仁子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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