わたしの周りだけなんでしょうか?
そんなことはないですよね?
いつの頃からか、
怒ってはいけない。
悲しんではいけない。
っていう風潮になっているような気がする。
自分にとってイヤなことをされたら、怒るのは当たり前。
大切な人やものがなくなれば、悲しいのは当たり前。
それなのに。
実は、
マイナスの感情と言われている
怒りや悲しみの感情を抑圧して
感じないようにしていると…
ポジティブな感情のほうにも影響が出ます。
ポジティブな感情を感じる感覚も鈍化して
喜んだり、楽しんだりする感情も
だんだんなくなってしまうのです。
どんな感情にも良い悪いはない。
海外に行くと感じること。
国によって差はあるものの
外人さんは喜怒哀楽を、
身体で、表情で、はっきりと
表現しているなあ〜と感じます。
日本人は、無表情でいることが
ふつうになっているように思います。
いつもニコニコ笑顔でいると
「脳天気=バカ」だと
思われることもありますしね。
(わたしのこと?)
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最近、ネット発信で
すごい勢いで広まったキーワード
(国会にまで行っちゃいましたね)
「日 本 死 ね」も……
どこにぶつけていいのかわからない
怒りをストレートに表現したから
あれだけのたくさんの人たちの関心を引きつけて
同じ悩みを持っていた人たちの抑圧していた“怒り”を
開放する方向に向かったんだと思います。
言葉遣いについては、
賛否両論あるようですが、
コピーライターの立場からしたら
確かに、手放しでいいとは言えないものの、
本音をそのままストレートに
加工しないで出した言葉だからこそ
これだけのムーブメントになったわけで
きっとプロのコピーライターが考えても
たぶんひねり出せない
まさしく「キラーワード」だったと思います。
日本人はもっともっと怒っていいと思う。
そして、怒りをどんどん発信したほうがいい。
わたしも、もっと怒ろう。