こんにちは。美枝です。
今日は何の日か知っていますか?
写真でわかっちゃいましたよね?
ゲームボーイが発売された日!
だそうです。
わたしは、基本的にゲームはしません。
スマホゲームってしたことありません。
携帯のときも、デモ版が入っていた
色合せみたいなパズルゲームを
通勤途中に3、4回
やったことがありますが
すぐ飽きてやらなくなりました。
しかし。
NINTENDO のファンです。
それは、過去にひとつだけ
ハマったRPGゲームがありまして……
糸井重里氏の『MOTHER』シリーズの
大大大ファンでした。
それだけで、NINTENDOに対しては
めちゃくちゃいいイメージ持っています。
で、今日の本題に入ります。
ゲームの神様:横井軍平
今日、ゲームボーイ発売日ということで
本を買ったまま、積読させていた
これを読みました。
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books)
- 作者: 横井軍平,草なぎ洋平,影山裕樹
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
NINTENDOでさまざまゲームを生み出し
ゲームの神様との異名を持つ
横井軍平氏。
非常に悲しいことに1997年に
交通事故でお亡くなりになっています。
この横井軍平氏は
ゲームボーイの生みの親。
遡れば、ゲーム&ウォッチも
横井軍平氏が開発したもの。
枯れた技術の水平思考 とは?
横井氏のゲーム開発には
ひとつの哲学があって
それが
枯れた技術の水平思考
というものです。
書籍の中から引用してみます
私の発想とは、古いものを
今の技術で可能にすること。
《枯れた技術》とは、
すでに広く使い古された
ような技術のこと。
メリット・デメリットが
明らかになっている技術。
だからコストが低い。
《水平思考》とは、
問題解決のために
既成の理論や概念にとらわれず
アイデアを生み出す方法。
今までなかった
使いみちを考えること。
ゲーム&ウォッチ開発秘話として
横井氏が新幹線の中で
暇つぶしに電卓ゲームをしている
サラリーマンを見たところから
ヒントを得たというもの。
液晶電卓はすでに《枯れた技術》
それをゲームに応用《水平思考》
ゲームボーイの開発秘話にも
この哲学が生かされています。
ハイテクで勝負しない
(モノクロ画面)
(乾電池で駆動)
というのもそうです。
わたしはこちらの本も読みましたが、
横井軍平ゲーム館: 「世界の任天堂」を築いた発想力 (ちくま文庫)
- 作者: 横井軍平,牧野武文
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/08/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ほとんどゲームをしない
わたしのような人間でも
横井氏の哲学的な名言の数々には
(ヨコイズムと言われている)
ハッとさせられました。
最後にもうひとつ、
書籍の中から
名言を引用して終わります。
どうしたら儲かるかとか、
どうしたら発想は出てくるかとか、
良く聞かれますが、その度
「もう一回子供から始めて
いろんなものに興味を持ちなさい」と
アドバイスするんです。