こんにちは。美枝です。
昨日、お昼どきに、
ちょっとネットでも……と
スマホで音楽雑誌のサイトに
アクセスして目を疑いました。
うそ…でしょ?
ファンはみんな知っていました。
わたしももちろん、知っていました。
川島さんの脳腫瘍再発のため
BOOM BOOM SATELLITESは
今年の6月のアルバム発売をもって
活動を停止したことを。
↓わたしが書いた過去記事です。
ラストアルバムは
フラゲしていながら、
怖くて開くことができず
手元においてから
10日くらいして
ほとんど泣きべそかきながら
封を開けて聴きました。
「LAY YOUR HANDS ON ME」を
毎日のように聴きながら、
以前のように激しいライブは
もう無理だろうけど
アーティストとして
詩人のような活動でもいいから
ゆったりと、
10年でも20年でも
生き続けて欲しいと
願っていたし、
必ず、きっと
復活してくれるだろうと
信じていました。
BOOM BOOM SATELLITES 『A HUNDRED SUNS』
そして、昨日の訃報……
あまりにも早過ぎました。
わたしは、フェスとワンマンで
合計5回ほどライブに行きましたが、
どのライブも
魂が消し飛ぶような
まばゆい激しさのなかに、
深い漆黒の闇を、
いつもいつも感じていました。
それが、川島さんの抱えていた
闇だったのかどうかはわかりません。
BBS Dress Like an Angel (live)
轟音のなかの静けさ。
エロチックでストイック。
生と死。
整然としたカオス。
理論と情熱。
BOOM BOOM SATELLITES を
ひとことで表現しようとすると
唯一無二
とか
孤高
とか
そういうありきたりな
表現しかできない
自分がくやしいのですが
もう、二度と
あのふたりの創り出す世界を
生で体験できないということが
悲しくてしかたがありません。
Boom Boom Satellites Back on my Feet (live)
それでも、CDや動画が
残されていること。
これが救いです。
最後に……
川島さん、ありがとう。
残された中野さんは、
これからも
活躍してくれると思うし
彼のサウンドプロデューサーとしての
活動を追いかけていきたいです。
でも、できれば、中野さんには
またバンドをやってほしいです。
きっとBOOM BOOM SATELLITES
とは、まったくちがう
バンドになると思いますけど、
ライブで再会したい……
という気持ちが強いです。
いちファンとしての
ささやかな願いです。
BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』Short Ver.