こんにちは。美枝です。
8日の続きです。
結果的に
私が求人広告制作の仕事は
二度としないと誓ったわけ
を書いてしまったんですが、
書き出す前の意図は
「求人広告制作」
の裏側を書くことで、
「求人広告の見方」を
変えて欲しい。
と思ったんです。
私が求人広告を
作っていた時代は
2001年より前。
今はネット検索すれば
夥しい数の転職情報があり
コンビニなどへ行くと
フリーペーパーの
求人雑誌がたくさん
置いてあったりします。
私が制作していたころから
進化しているかなあ?
と興味を持ってそれらを
ちょこっと覗いてみると
あまり変わり映えしてないなあ。
という感想。
確かに、
ネットが主流になった今は
社内の雰囲気を伝える
仲よさそうなカラー写真が
たくさん掲載されていて
入社後のイメージがしやすい
広告が増えているのは確かです。
雰囲気のいい求人広告が
増えている反面
お給料や待遇などでは
応募者を引き付けることが
できない会社は
残念ながら今でも
「やりがい」を訴える広告です。
「やりがい」って
決して悪い言葉じゃないです。
それはみんながわかっているはず。
けれども
「やりがい搾取」なんて
言葉が生まれる背景には
その「やりがい」っていう
耳ざわりがよくて
あいまいな言葉を
都合よく使う人たちがいた
ことを忘れちゃいけない。
そういう人たちが
望んでいるのは
社員じゃなくて
奴隷ですよ、奴隷。
お金なんかもらえなくても
「やりがい」があれば満足です。
なーんて、絶対にウソですよね?
まずは、
求人広告に載ってる
「やりがい」は
疑ってください。
求人広告の見抜き方の
第一歩はこれです。