こんばんは。美枝です。
前回、更新した時はまだまだ
メンタルにパワハラされた
影響が強く残っていて、
肉体的な傷の状態でたとえると、
血が流れ出ている状態の
「ナマキズ」でした。
パワハラしたヤツと
縁を切ることができて
やっと1週間。
仕事の関係者だったので、
縁を切ることに
ためらいもあったけど、
このままズルズル、
仕事だからしかたがないと
接触を続けていけば
完全にメンタルが壊れてしまうと
強い危機感を感じたので、
デメリットが大きかったけど
関係を断ち切ったのです。
これから少しずつ回復していくはず。
今日は、前回少し紹介したこの本↓について
書評を書きたいわけではないので、
重要ポイントだけ書き出すと
キーワードは
「通俗道徳」
通俗道徳とは、簡単に言うと
人が貧困(不幸)に陥るのは、「その人の努力が足りないからだ」という考え方
つまり、
人生がうまくいかないのは、
全部自分の責任。
つまりは、
「自己責任」
という考え方です。
Photo by Matt Collamer on Unsplash
ん?
なんか、似てるぞ?
ほら、アレよアレ。
自己啓発書でよく言われているヤツ。
人格や環境、成功といった外側にあらわれる「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられている
だから、
すごく、まじめなタイプは
自己啓発セミナーを受けたあと
自殺してしまったりするんです(実話)
今回、私が受けたパワハラだって、
自己責任論で考えたら
「オマエ(つまり私)が悪い」
に、なってしまいます。
むかしむかしの
自己啓発書を読み漁っていた
自分だったら、きっと
「自分が悪いんだ!」と
自分を責めて責めて
責めまくったと思います。
そして、自分が悪いんだから
もっと***さん(パワハラした人)
にほめられるように仕事をがんばろう!
って、なっていたと思います。
怖いわ〜。
怖過ぎる。
今の私は、
自己責任、クソ喰らえ!
ですよ。
パワハラ?
したヤツが悪いに
決まってるじゃん。
ということで、
今の日本にあふれている
“自己責任”疲れしている人
そう、そこのあなたも。
もう、この明治時代から続く
「自己責任論」は
放棄していいと思うんですよ。
というか、
日本という国は
(日本人は)
この「通俗道徳」を
さっさと手放さないと
このままコロナ禍から
立ち直れないまま、
もっとひどい状況に
なっていくと思うんです。
今日は、ここまで。
私は、この「通俗道徳」が
日本人の「自己肯定感」の低さに
繋がっている(根本的な原因)
と推測しているんです。
ま、ここまでいっちゃうと
壮大な話になるので、
また、思いついたら書きます。
では。