あきらめたままでも急に走り出していいのさ。

あなたの背中は押さないけど、もしかすると効いちゃうブログ

“自己責任”疲れ、してませんか?

こんばんは。美枝です。

 

前回、更新した時はまだまだ

メンタルにパワハラされた

影響が強く残っていて、

 

肉体的な傷の状態でたとえると、

血が流れ出ている状態の

「ナマキズ」でした。

 

パワハラしたヤツと

縁を切ることができて

やっと1週間。

 

仕事の関係者だったので、

縁を切ることに

ためらいもあったけど、

このままズルズル、

仕事だからしかたがないと

接触を続けていけば

完全にメンタルが壊れてしまうと

強い危機感を感じたので、

デメリットが大きかったけど

関係を断ち切ったのです。

 

 

これから少しずつ回復していくはず。

 

 

今日は、前回少し紹介したこの本↓について

生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書)

 

書評を書きたいわけではないので、

重要ポイントだけ書き出すと

 

キーワードは

 

「通俗道徳」

 

通俗道徳とは、簡単に言うと

 

人が貧困(不幸)に陥るのは、「その人の努力が足りないからだ」という考え方

 

つまり、

人生がうまくいかないのは、

全部自分の責任。

 

つまりは、

「自己責任」

という考え方です。

f:id:bocbqcmn:20200906230246j:plainPhoto by Matt Collamer on Unsplash

 

ん?

 

なんか、似てるぞ?

 

ほら、アレよアレ。

 

自己啓発書でよく言われているヤツ。

 

「原因」と「結果」の法則

人格や環境、成功といった外側にあらわれる「結果」は、すべて内側にある「原因」によってつくられている

 

だから、

すごく、まじめなタイプは

自己啓発セミナーを受けたあと

自殺してしまったりするんです(実話)

 

今回、私が受けたパワハラだって、

自己責任論で考えたら

 

「オマエ(つまり私)が悪い」

 

に、なってしまいます。

 

むかしむかしの

自己啓発書を読み漁っていた

自分だったら、きっと

 

「自分が悪いんだ!」と

自分を責めて責めて

責めまくったと思います。

 

そして、自分が悪いんだから

もっと***さん(パワハラした人)

にほめられるように仕事をがんばろう!

って、なっていたと思います。

 

怖いわ〜。

怖過ぎる。

 

今の私は、

 

自己責任、クソ喰らえ!

 

ですよ。

 

パワハラ?

 

したヤツが悪いに

決まってるじゃん。

 

ということで、

 

今の日本にあふれている

“自己責任”疲れしている人

 

そう、そこのあなたも。

 

もう、この明治時代から続く

「自己責任論」は

放棄していいと思うんですよ。

 

というか、

日本という国は

(日本人は)

 

この「通俗道徳」を

さっさと手放さないと

このままコロナ禍から

立ち直れないまま、

もっとひどい状況に

なっていくと思うんです。

 

今日は、ここまで。

 

 

私は、この「通俗道徳」が

日本人の「自己肯定感」の低さに

繋がっている(根本的な原因)

と推測しているんです。

 

ま、ここまでいっちゃうと

壮大な話になるので、

また、思いついたら書きます。

 

では。

 

 

Copyright © miemelody All rights reserved.