こんばんは。
また、ひとつ、歳をとって。
今でも、自分がこんな歳になるまで
生きていることが、不思議で。
もの心ついたころから、思春期、
そして、社会人になってからも
長い期間ずっと、「死にたい」が
心の半分以上を占領していましたから。
とりあえず、死にたいが
9割越えしなかったから
今、生きている感じ。
たぶん推測ですけど、
10割生きたいって人は少なくて、
大なり小なり、みんな心のどこかに
「死んだほうが楽かな〜?」
って思うところはある……
と思うんですよ。
でも、9:1とか8:2くらいで
生きたいが圧倒的に勝ってるから
みんな、生き延びてる。
私はある日、自分がなぜ
「死にたい」って思うのか
その理由がわかったんです。
さらに言うと、「死にたい」って
これまで誰にも言うことはなかった。
1回も、「死にたい」と
洩らしたことはなかった。
それはなぜか?
「死にたい」と洩らしたとき
「生きていて欲しい」と
言われたかった。
でも、誰かの前で
「死にたい」と言ったとき、
「生きていて欲しい」って
返してくれる保証はないから、
どんなリアクションされるのか
怖くて、誰にも言わなかった。
で、結局、自分で自分に
「生きて欲しい」って
言ったんです。
「自分」から「自分」へ。
変でしょう。
「死にたい自分」へ
「生きたい自分」が
「生きていいよ」って言った。
なんかね、あっけなく
魔法が解けたように
そのあと、死にたいって
思うことが減っていきました。
今でも10生きたいって思っていないです。
今は、生きたいが7くらいだと思う。
そんなんでいいと思うんですよ。
「自分」のこころの中に
いろいろな自分がいて、
そのいろいろな自分が
ときどき泣き喚いたり、
喧嘩したり
無視しあったり
だましあったり
していることに
気づかされた本がこれです。
たぶん、過去にも
このブログで紹介したはず。
強く影響を受けた本です。
かなり古い本だから、
図書館になら、
あるかもしれません。
そして、もう1冊がこれ。
(新装版は、装丁がかっこいいですね!)
こっちは、もう自分のバイブルと
言っても過言ではない一冊です。
タイパなんて言葉が
流行る時代ですから、
本なんて読んでもムダ!って
考える人も多そうだけど、
この2冊だけは、
これからもしつこく
推していきます!
じゃ、最後に……
私が、昔、
死にたくなったときに
よく聴いていた曲を。
明日には笑えるように。
じゃ、また。