今日は、
ほんのり？いやガッツリ？
disってみます。
恐れ多くも、disるのはこの御方の名言……
カリスマ経営コンサルタントとして、
一時期、熱狂的な信者がいた
K田M典氏の名言（迷言？）
「安定」とは、
焼け野原でも
紙とペンがあれば
翌日から稼げる能力のこと。
はい。
つまりは、コピーライティングのチカラさえあれば
食いっぱぐれないと言っているワケですね。
この名言（迷言）にいたく感動した人たちは
こぞってコピーライターを目指しました。
コピーライティングにも
いろいろありまして、
K田M典氏が推奨していたのは
ダイレクト・レスポンス・マーケティング
（略してDRM）のコピーライティングです。
注意：わたしは、このDRM系
コピーライターではありません。
DRM系コピーライティングの特徴は
とにかく、感情を煽るコピーです。
高額の商品を
一気に売り上げることも
可能になるので
秒速で億万長者（笑）も
不可能ではありません。
しかし、強い薬には
強い副作用がつきもののように
感情を煽って買わせる手法は
お客さまからのクレームも
同時に増えるという
諸刃の剣なんですね。
さて、さきほどの迷言に戻ります。
「安定」とは、
焼け野原でも
紙とペンがあれば
翌日から稼げる能力のこと。
想像してみましょう。
というか、もうすぐ3.11です。
鎮魂の意味も込めて
考えたいところです。
大災害の後、焼け野原になったとして
コピーライターなど必要とされるでしょうか？
あの津波の襲った地域で
3.11の次の日から
コピーライターで稼ぐぜ！と言って
陽気に仕事をしていた人などいたのでしょうか。
生き残った人たちがまずしたことは
生き延びることしかなかったでしょう？
なんというか、想像力に欠ける
実に無礼な名言（迷言）です。
言葉の力は偉大です。
だからこそ、
誤った使い方はしたくない。
コピーライターのハシクレとして
いつもキモに命じておきたいです。
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あの絶望の中で、
「自分にできることはなにか？」
を自らに問いかけた
アーティストたちの行動。
津波被害を受けた
宮古、大船渡、石巻の3地域に
ライブハウスを作るプロジェクト
“東北ライブハウス大作戦”
そのドキュメンタリーです。
