正論しか言わない人。
綺麗事しか言わない人。
そういう人からは
絶対に逃げたほうがいい。
わたしは、逃げた。
正論も綺麗事も
人を支配することは
できるかもしれないが
人の心を打つことはできない。
逃げ延びてから、
やっと自分の受けた傷に気づいた。
正論という縄で
捕らわれて縛られて
ついた傷だ。
その縄を断ち切って逃げた。
綺麗事はガラスの破片のように
突き刺さっていた。
わたしは、
ガラスの破片を
綺麗事を言った本人に
返すつもりだ。
正論も、キレイな箱に入れて
リボンつけて突っ返す。
自分の放った言葉が
自分に戻ってきたとき
その言葉の刃が
他人をどれだけ
傷つけていたのか
きっとわかるだろう。
さあ、その箱を
開けてごらん。