あきらめたままでも急に走り出していいのさ。

あなたの背中は押さないけど、もしかすると効いちゃうブログ

バイバイ。サイコーのヨッパライでサイコーの声。

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こんばんは。

 

先週書いたけど、

途中で書けなくなってしまい、

アップできなかったから、

続きを書いてみます。

 

まずは、先週書いた部分から。

 

チバが死んじゃって。

 

毎年恒例の12月8日、ジョンレノンを勝手に偲ぶ日にして

今年はベタにアルバムの『imagine』を聴いた。

 

泣けるというよりも

ぜんぜん、この地球上は変わらないなあと思って

 

本来なら、この曲がもう必要のない

世界になっていなけりゃならないのに。

 

もしかしたら、この世界が紛争・戦争で破滅するときに

そこらじゅうで鳴っている音は

イマジンなんじゃないかなって。

 

思いつつ、いや

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT の

『世界の終わり』のほうが合うかな。

なんて思ったり。

rockin-blues.com

(ここから続きです)

TMGEのライブは1回だけ、ライジングサンでみた。

あと、ROSSOもライジングサンで。

 

人生、全くうまくいかなくなっていて

ライブに行くことだけが生き甲斐。

みたいになっていた時期だった。

 

TMGEってバンドは存在自体が

奇跡みたいなバンドだったので、

もういろんな人が

TMGEに痺れて影響されて、

そのすごさを語ってきたし。


いまさら私がここで、

結成からの軌跡や

バンドのすごさを語ったところで

おもしろくもなんともないから、省くけど。

 

まずはやっぱり、チバの声に圧倒されたよね。

 

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ここで断っておきますが、

声フェチなんです、私。

音楽的な嗜好よりも、

声で好き嫌いが決まることも多いです。

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チバがヘビースモーカーであり、

ヘビードリンカーであることは

ファンにはよく知られていたことで、

 

※基本的にニコチン、アルコールは

 喉に強力にダメージを与える

 

私も知っていたが、

とにかく、ライブのチバの声は、

しゃがれているのに

声量があり、張りがあり、艶があり、

音程も安定していて

表現としておかしいかもしれないが、

「非常に優等生な声」だなと思った。

 

あれだけニコチンとアルコールで

痛めつけているのに

「しゃがれ声」でありながら

「艶があって伸びやか」だから、

メンテナンスはしっかり

しているのではないか?

とも思った記憶がある。

 

CDのような音源では聴ける声でも

ライブになったら全く聴けたもんじゃない……

という人も意外に結構いる。

 

実は、あのしゃがれ声、ライブが始まるまでは

大丈夫かな〜?と軽く思っていた。

タバコと酒で、かなりヤバく

なってるんじゃないかと不安だった。

 

しかし

 

♪ゴッドファーザー 愛のテーマ(SE)

4人出てくる

会場の熱気がうねるように上昇

 

そして……

 

ライブ始まって、チバの第一声聞いて、

もう「うぉおおお〜!!」って感じで

チバの声に圧倒された。

 

圧巻って言葉では足りない。

 

いや、疑ったりしてごめんよ、チバくん。

 

1曲目から、ぶっ飛んで、

このしゃがれ声に酔った。

 

野外フェスだから、気づいたら

ライブが終わっていた感じ。

 

まさに燃え尽きた。

 

その数年後にROSSOのライブをみたときも、

チバの声の威力は衰えていなかった。

 

すげーな、チバは。

 

心の底から思っていたよ。

 

歳をとると、声量が落ちたり

高音が出なくなる歌い手はたくさんいるけど

チバは落ちるどころか、パワーアップしていたから。

 

そんなライブ体験をしたからか、

チバは、アルコールにもニコチンにも負けない

無敵の喉を持っていると思い込んでいた。

だから「食道ガン」って聞いたときは

あぁああ、、、、、ついに恐れていたことが・・・

と、目の前が暗くなったのを覚えている。

 

(食道ガン発症の最大リスク要因は飲酒と喫煙です)

 

それでも、絶対に生還してくれると思っていたのに。
願いは届かなかった……。

Photo by Sebastian Molina fotografía on Unsplash

音源は残る。いつまでも。

でも、ライブで、その瞬間の彼の声を

聴くことは、もう叶わない。

 

つらいけど、これからも

残された音を聴いていく。

ー最後にー

お別れ会みたいなことはやるのかな?

 

やるなら、真っ赤な薔薇の花を

手向けに行きたいな。


いや、白い薔薇かな?

 

どちらも似合うよね、チバユウスケには。

 

絶対に、薔薇の花だ。

 

では、また。

 

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