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AIが仕事を奪う時代の「好きを仕事にする」具体策(好き嫌い問題2)

こんにちは。美枝です。

 

本気で「好きを仕事にしたい人」が

好きを仕事にするにはどうしたらいいか?

を、考えたり、自分の体験談を書いて

参考にしてもらおうという企画シリーズ。

 

好き嫌いの問題は

けっこう大きいので

続けます。

 

わたしは、

「好きを仕事にしよう!」を

看板に掲げたセミナーには、

いろいろ顔を出したんですが、

この「好き」と「嫌い」の定義が

講師によってあいまい。

 

そりゃあ、そうですよね。

 

好きとか嫌いとか

感覚の話になりますから。

 

感覚は人それぞれです。

 

あなたの好きなものについて

誰かとじっくり話をしてみると

わかります。

 

たとえば……

好きなタレントについて

話てみてください。

 

顔が好み。

声が好み。

体格が好み。

頭がいいから。

話がおもしろいから。

性格がいい。

細かく分析すればするほど

他の人と見ているところが

違うことに気づきます。

 

好きなタレントとか

好きな食べものとか

こういうものの

好き嫌いは

シンプルなんですが……

 

「好きを仕事にする」

っていう意味には

 

・働くこと

・職業にする

 

っていう当たり前

過ぎることから

 

・長期間続けることになる

・ライフスタイルを決定する

 

という視点からも

検討しなくてはいけない。

 

わたしは、漫画家になりたいと思って

小さい頃は漫画を描いていました。

 

でも、漫画家さんの仕事について

くわしく知れば知るほど、

 

ゼッタイ、ムリだ……

 

とわかってしまったんですね。

www.nhk.or.jp

この番組、お正月に実家で見ましたが、

スゲーーーー!カッコイイ!

とは、思ったけど

やっぱり、自分にはムリって思いました。

 

特に週刊誌に連載を

持っているような漫画家さんは

集中力が尋常じゃなく

締め切り前には三日三晩くらい

寝ずに平気で

ひたすらセリフ考えたり

作画を描いたりするんですよ。

 

さらに、締め切りを目前にした

あの緊迫した感じとか

チキンハートな自分には耐えられない。

 

今でも、漫画家は憧れの職業ですが

自分でやろうとは思わない。

 

憧れ=やりたい

 

ではないんですよね。

 

ここでもうひとつの問題が……

 

《好きなこと》

 

 

《得意なこと》

 

の関係です。

 

よく言われるのは、

 

好きなことと得意なことが

重なっているところを

仕事にするといい

なんていいます。

 

しかし、

 

意外と人間、

自分の得意なことがわからない。

 

得意なことって

自分にとっては

ふつうにできてしまうので

自分で「すごい!」って思えない。

 

こんなの、ふつうにできるよ?

 

って思うことが「得意なこと」

だったりするのです。

 

なので、ときどき

人にほめられても

「ふーーん」

ってな感じで

あまり、うれしくない。

 

ほめられてうれしいことって

「こういう人に自分は見られたい」

っていう部分をほめてもらったとき。

 

《頭がいい人》って思われたい人は

「こんな難しいこと

できるなんて、頭がいいね〜」

とかほめられるとうれしい。

 

でも、すでに無意識にやってしまっていた

「人の長所に気づいてそれを指摘してあげる」

といったこと=得意なこと

は、気づかれなかったりします。

 

ほめられることも実は少ない。

まわりの人も慣れてしまっているんですね。

いつもやっていることだから。

 

だから、得意なことを

見つけられなくて

わからなくなってしまう。

 

これが「好きを仕事にしよう」

のひとつの落とし穴だったりする。

 

「好きなこと」だけではダメで

ここに「得意なこと」を

掛け算しないと

うまくいかないのです。

 

わたしも、得意なことが

長い間わからなかった。

 

得意ではなくて、

苦手なことだと

思っていたくらい。

 

だから、

「好きなこと」が

わかっただけでは、

「好きを仕事にする」は

うまくいかないのです。

 

【今日のまとめ】

 

好きを仕事にするには?

(1)憧れ≠好き

(2)「得意なこと」も明確にする

 

 

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