イケメンなのに、モテないことを悩む男がいた。
彼は、ぜんぜんモテない男性に
モテるにはどうしたらいいかを聞いた。
そして、1冊の本を託された。
「モテる技術」
10年以上も前に出版された
恐ろしく古くさい
ナンパテクニックが書かれている本だ。
それを読んだモテないイケメンくんは
案の定、カンチガイを始めた。
それまでわたしに
敬語を使って話していたのに
突然タメ口で、キザなセリフを
吐くようになったのだ。
わたしは、この男と今後一切
関わらないようにしようと
こころの中で決めた。
わたしは過去に
モテ過ぎな男と友だちだった。
モテ過ぎと一言で言っても
いろいろあるが
軽く100人200人の女の子を
「いただきます」してきた男だった。
そいつは、本を読まなかった。
だいたい、漢字が書けなかった。
モテる男は、モテ本など読まない。
そんなもの読んで
研究する時間があったら
ナンパに出かける。
そいつの近くにいていろいろ学んだ。
そいつのモテの極意はだたひとつ。
モテることは呼吸をすることと
同じくらい自然のこと。
モテるとかモテないとか
意識さえしていない。
アタマの中のイメージは
女の子と◯◯◯することだけ。
モテない男は「モテ本」を読む。
モテたいあなたは逆をしてください。
