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こんばんは。
今日は、映画レビュー書きます。
めずらしく2週続けて映画を観ました。
1本は『ザ・クリエイター/創造者』
そして
2本目が今一番の話題作
『ゴジラ −1.0』
で、思いました。
ジャンルの近い映画は
続けて観ないほうがいい。
『ザ・クリエイター/創造者』の監督は
過去(2014)にゴジラの監督をした
ギャレス・エドワーズです。
※ギャレゴジは未鑑賞です
『ザ・クリエイター/創造者』は
ポスターを観た瞬間、直感的に観たい!と思って
監督を調べたら、私の大好きな
『ローグ・ワン』の監督だったので
ものすごい期待感を持って観に行きました。
あることがきっかけで
人類と人工知能が戦うことになった
近未来の話です。
私は非オタク宣言した通り、
ほとんど知らないんですが
監督のギャレス・エドワーズ、
さすがゴジラの監督を任されるだけあって
日本のアニメなどに精通していますね?
この映画、日本のマンガ・アニメや映画から
影響を受けたと思われる箇所が見受けられたので。
あとやっぱり、スターウォーズの影響は
ものすごく出ていました。
だから、私のアンテナに引っ掛かり
非常に共感できる作品になっていたのかも?
『ローグ・ワン』に熱狂できた人なら
絶対観に行くべし!
私もタイミングが合えば、
もう1回劇場で観たい!
というくらいの映画でした〜。
で、今日の本題は、《マイナスワン》のほう。
巷では、すでに「マイゴジ」
って愛称で呼ばれているようですが。
あまりにも評判が良過ぎる今作、
最初に断っておきますが酷評を書きます。
すごく緊張します。
過疎ブログだからこそ迂闊にブームに乗っかると
急にアクセス増えたりしないかとヒヤヒヤします。
炎上はないと思います。
脱力系の酷評ですから。
今回は、かなりネタバレを書きますので
映画をこれから観る予定の方は特に
ここから先は読まないほうがいいでしょう。
spoiler alert! ネタバレ注意!spoiler alert! ネタバレ注意!spoiler alert! ネタバレ注意!spoiler alert! ネタバレ注意!
あまりにも映画が残念だったので
買おうと思っていた
パンフレットを買わなかったので
かなり雑なネタバレです。
かん違いもあるかもしれません。
そこはご容赦ください。
『ゴジラ −1.0』を簡単に説明すると
映画冒頭・・・ジュラシック・バーク
人間ドラマ部分・・・ALWAYS 三丁目の夕日
(ダークサイド編)
戦艦部分 ・・・アルキメデスの大戦
海のゴジラ・・・ジョーズ
戦闘機部分・・・永遠の0(映画未鑑賞なので、たぶん)
ってな感じです。
とにかくストーリーの展開が全部読めてしまって
「こうなるんじゃないかな〜」って思ったことが
全部そういう展開で話が進んだので
おもしろくなかったし退屈でした。
主人公:敷島が特攻隊員の生き残り
という設定時点で、
「ゴジラに特攻するんじゃないかな?」
と思ったら特攻しましたし、
「だけど、助かるんじゃないかな?」
と思ったら助かったし。
敷島と結婚はせずに同居生活をしていた
女性:典子がゴジラに襲われて
吹き飛ばされて行方不明になって
死んだのか??? と見せかけて
「絶対に生きてるでしょ〜」
「最後に出てくるでしょ〜」
と思ったらやっぱり、生きていたし。
最後に出てくるし。
で、観終わって思ったのが
マイナスワン、小学3年生くらいでも
観てわかるストーリーにしたんじゃないか?
ということです。
まず、冒頭のジュラシックパーク部分も
確かに、ゴジラの凶暴さが描かれている部分ですが
鬱になるようなひどく残酷なシーンはありません。
子供も安心して観られます。
(だからジュラシックパーク)
そして、ドラマパートも上に書いたとおり
ストーリーに意外な展開は全くなく、
見事に予定調和な感じで進みます。
ちなみに私の隣に座っていた中年男性は
鼻をすすりながら、泣いていました。
(お話が単純だからこそ泣けるのかも?)
あ、褒めるところもたくさんあります。
というか、すでにたくさんのレビューで
書かれていますが、ゴジラの怖さは完璧です!
背鰭のギミック(カウントダウン方式)も
ワクワクしました。
ちょっと笑っちゃいましたけど。
あと、海の中のゴジラはかわいいです。
でも、ほとんどジョーズです。
この海の中を泳ぐ?ゴジラって
すごく斬新だなと思いました。
でも、もっと地上で暴れて破壊して欲しかった。
ちょっと物足りなかったです。
ゴジラと言えば……の銀座を踏み潰したり、
お約束の電車ぶん投げもあったけど
なんか物足りなさがあった。
私なりに考えたこの物足りなさの原因は、
人間くささが足りないゴジラだったから。です。
大昔のゴジラはよく知られているように
着ぐるみの中に人間が入って
撮影されていました。
だから、どうしても人間くさいのです。
あの『シン・ゴジラ』のフルCGのゴジラでさえ、
野村萬斎さんの動きを
モーションキャプチャを使って再現しています。
でも、今回のゴジラは
爬虫類に近い感じがしました。
いや、ゴジラは爬虫類で
合っているんだけど
それで問題ないんだけど。
たまたまマイナスワンを観る直前に
CSの映画チャンネルで
1984年版のゴジラを視聴したので
人間くささが脱臭された
最新ゴジラに余計に違和感を
感じてしまったのかもしれないです。
それでも、さすがVFXは見事でした。
あと、俳優さんたちは
皆すごく良かったんですよ。
朝ドラコンビも頑張っていた。
でもやっぱり、
どうしても許せなかったのは
主人公:特攻隊員の生き残りが
ゴジラを倒すのに
「特攻」したところです。
もうこれだけでマイナス1万点です。
そりゃあ、主人公だから
たとえ決死の特攻しても
絶対に助かるだろう、
と思ったけどさあ。
そういう終わり方
(つまりハッピーエンド)だと
見抜いていたけどさあ。
でも、戦時中の「特攻」行為を
暗に賛美しているように見えてしまったので
私はダメでした。
あと、ゴジラ倒した後の
わだつみ作戦に参加した
元海軍兵たちの敬礼ね。
あれも、なんか嫌だったなあ。
(アレな作品も手がけている監督なので)
過剰に偏見入っていると思いますが私の素直な感想です。
でも、マイナスワン、とにかく
めちゃくちゃ評判がいいですよね。
アメリカで封切られたとニュースになっていましたが
海外のゴジラファンからもかなり高評価のようです。
うん。そう。
ゴジラ部分は本当に良かったんです。
絶賛できます。
じゃ、まとめますよ。
マイナスワンは、小学生でも大丈夫な
わかりやすいストーリー展開で
ゴジラの怖さは随一と言える完成度。
最後に……
『シン・ゴジラ』は劇場で3回も観ちゃったけど
『マイナスワン』は1回でお腹いっぱいになりました。
では、また。